会社設立に関する知識について、詳しく丁寧に解説するサイト『会社設立の基礎知識』

●●●設立時関連●●●

【事業目的】

事業目的とは、会社が行う事業の内容です。
会社はこの事業目的の範囲内において、活動することができます。
許認可が必要な事業を行う場合、事業目的の記載によって許可が下りないことがあります。
監督官庁に事業目的の記載方法について確認しましょう。

【発起人】

株式会社の設立を企画し、中心となって手続きを進める人のことです。
外国人や法人、制限行為能力者も発起人となることができます。
発起人は必ず株式を引き受けなければなりません。

【発起設立・募集設立】

株式会社設立の方法には、発起設立と募集設立の2種類があります。
発起設立は、設立時に発行する株式の全部を発起人が引き受ける方法で、発起人のみが出資
することになるので、株主は発起人だけとなります。
募集設立は、設立時に発行する株式の一部を発起人が引き受け、残りの株式は株主を募集、
出資してもらう方法です。
小規模な会社を設立する場合は、一般的に発起設立となるでしょう。

【商号】

商号とは会社の名前のことです。
株式会社の場合は「株式会社○○」「○○株式会社」というように、社名の前後に株式会社
という文字をつける必要があります。
「○○」の部分は、カタカナでもひらがなでもアルファベットでも構いません。
商号は公序良俗に反しない範囲で自由に決めることが出来ますが、商号を決める際には類似
した商号についても考慮しましょう。

【定款】

定款とは、会社の目的・活動・構成員・業務執行などについての基本規則を定めたものです。
法律の範囲内であれば、会社ごとに定めることが可能です。